北区の心療内科診療所 造形作家らが内装

 ちょっとアートな部屋で診察待ち。札幌ドーム敷地の大型彫刻など各地で活躍する札幌在住の造形作家小林重予さんと建築家平尾稔幸さんが内装を手がけた診療所が札幌市北区に完成し、六日開業した。北区北8西3のさっぽろ心療内科クリニック(加藤亮院長)。待合室は薄茶、黄緑の自然色を基調とした細長い部屋で、流線形の飾りがついた壁を小林さんの作品19点が彩る。しゃれたホテルのロビーのような雰囲気だ。

 加藤院長は「待合室から診察室まで患者がリラックスできる部屋に、とお願いしたんです。すてきな出来に満足しています。」とにっこり。